テニストレーニング器具としてボールマシンがあります。これを使うことでコーチは球出しから開放されて、選手のそばでフォームやタイミングをあらゆる角 度からチェックし、適時アドバイスすることが可能になります。また選手にとっては常に一定のボールが来るため、課題とするフォームを習得するのにも効果を 発揮することでしょう。

ここでは、あるボールマシンのスペックを紹介します。

ボール容量150球
スピード調整20km/h~136km/h(初速)
球種フラット・スピン・スライス
弾道ストローク・ロブ・ボレー・スマッシュ
首振り機能2ライン、ランダム
ボール出し間隔1球毎秒1.5秒~12秒

写真 ボールマシン例

本体正面には縦長の窓が開いていて、そこからボールが飛び出していきます。発射確度が調整できますので、ストロークからロブの弾道まで再現することが出来ます。

写真では操作部が見えています。これらのダイアルを調節してボールスピード、発射角度、ボール間隔、スピン量(スライス~フラット~スピン)の調整を行います。

使ってみて分かるボールマシンの実力

ボーマシンと聞いてオートテニスを想像する人がほとんどだと思います。一度このボールマシンを使えばオートテニスのイメージはは一気に吹き飛ぶことでしょ う。Maxスピードで出てくるボールはフラット回転ではベースライン内に収まりません。そこでトップスピンの量を増やしていくのですが、今度はベースライ ン内側でバウンドしたボールは高く跳ね上がりそのままベースライン後方のフェンスに直撃してしまいます。このボールを頑張って返そうとしてもフェンスぎり ぎりまで下がっても打ち返すのは容易ではありません。こんなボールは一般レベルのプレーで経験することはめったに無いでしょう。まさにプロ並ののボールが 出てくると言っても過言ではありません。

市民大会でも勝ちあがるにつれて相手のレベルも上がってきます。とんでもない勢いを持つボールを打つ選手と当たることもあるでしょう。相手の打ったボール を何とか返そうと考えているうちにポイントも取れずあっというまにゲームが終わってしまうことも。普段からそういったボールを打ち合える環境が身近にあれ ば、練習を繰り返すことで威力のあるボールに対して克服できるのでしょうが、そううでない場合は、なかなか満足な練習ができるとは言えません。そこで、こ のボールマシンが活躍します。どんなすごいボールも再現します。そして練習には文句も言わず何時間も付き合ってくれるのも良いところでしょう。