栄養補給には消化吸収が良くエネルギーに代わりやすいものが相応しいでしょう。エネルギーに代わりやすいと言えば三大栄養素で言う炭水化物、つまり糖質がそれになります。糖質を含み消化の良いものを見つけましょう。選手がバナナなどの果物を食べているシーンをよく見かけるのも、そんな考えから選ばれたのでしょう。市民ランナーの中ではキャンデーを携行しタイミングよく口に入れているかたもいらっしゃいます。これなら小さく持ち運びにも困りません。
同じように炭水化物が含まれるものとしておにぎりやうどんなども考えられます。しかし消化吸収されるまでの時間がどうしても余計に掛かってしまいます。 おにぎりなら2時間以上。うどんやおもちはそれ以上の消化吸収のための時間がかかるそうです。試合中に食べてもエネルギーとして使えるようになる頃には試合が終わっているかもしれません。
栄養補給のために摂取する食べ物はその消化時間をも考慮して、今食べたものはこれから何分後に効果が発揮されるのか考えながら、タイミングよく摂取する必要が有るのです。