2:05あたりで、おしりの周りの筋肉を伸ばして縮める事で骨盤を回していると説明されているように、分析結果からは股関節周りの筋肉が上体の回転運動に重要である事が分かります。
お尻の周りの筋肉として大臀筋があります。この筋肉の働きは股関節を伸ばすこと、つまり膝を曲げながら前に出した太ももを自分の体の下へ真っすぐに伸ばす働きがあります。そして同時に股関節を外旋方向に回す働きもあるのです。
これまで画像を使った3次元解析の結果からも股関節の伸展動作と同時に起こる股関節の旋回動作がフォワードスイングのボディーターンに大きく関わっていることを説明してきましたが、モーションキャプチャーによる解析結果からもこの事が裏付けられたと言ってよいでしょう。
錦織圭選手のフォームの映像から3次元解析したレポートは先日公開しました。
「錦織圭選手のフォーム分析報告書 2013年版」は期間限定でダウンロードすることができます。 フェデラー、ナダルと比較した錦織選手のフォームが分かります。
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2014年に取り組んだフォーム改造の結果を2013年との変化で分析した「錦織選手分析2014年版」はこちらで公開しています。2014年版